瓜子姫
第48話 「きみどりとねいど」
ネタバレあります
最終回に向けて一気に収束していくカタルシス。内容も盛りだくさんの48話です。
「みんなあなたの為にやってることよ」
誰しも言いにくかったことを、ねいどが三行半と共にきみどりに叩きつけ、もはや復活はないものと思っていたロンドン以下5名が帰ってきました。もちろんちゃんと個魔もついてます。
妖逆門がなくなった以上、敗退したぷれい屋を再び呼び戻すことに何の気兼ねもない訳ですね。こうしてまた5人が記憶を取り戻し、再登場するとは思ってませんでした。嬉しい誤算です。
ギグの第一声は個人的にかなり不意打ちでした。
消息不明だった華院兄弟も元気に過ごしている様子ですね(重馬とミツキはいかにも死んでそうだったし…)
他のコンビはまあ相変わらず、といった中で心配だった無我も復活、修もまたかつての影をひきずらない屈託のない表情。ホッと胸をなでおろしました。
夜憧丸と鵺の前に、歯が立たない三志郎。切り札・炎斬を欠いた対撃シーンには、常ならぬ緊張感が。
そして、起死回生の手段を求めて妖怪城へ帰る不壊と三志郎───。第一話での、二人が階段を駆け上がる名シーンがインサートされ、否が応にも来週への期待が盛り上がります。
新しい妖逆門を作る為に───鬼仮面の手で妖逆門が壊された結果、皮肉にもねいどもまた新しい妖逆門を作ることを宣言します。そして、きみどりもまた生まれ変わろうとしている、という言葉に、鬼仮面が動転するのが今回の妙味です。
三志郎やきみどりが今の妖逆門を「楽しくない」と言う一方で、鬼仮面自身はげぇむを楽しめているのか?
鬼仮面の手による妖逆門は最終トーナメントも半ばで完結することなく、彼自身の手によって破壊されてしまう。───それが答えではないでしょうか。
かつて普通のぷれい屋であった頃も、正人少年は最後まで「誰かと一緒に」げぇむを楽しむことはできませんでした。
彼がきみどりに共感するのはだからでしょうし、また新たに妖逆門を作ろうとするのは、けっして「きみどりの為」だけではないのでしょう。そして、三志郎に敵愾心を燃やすのも。
きみどりに対してのねいどの台詞はかなり辛辣ですが、そのままズバリ。すべてはきみどりの優柔不断さが招いた悲劇です。
その結果を直視し、乗り越えることを選んだきみどりは、桎梏でもあった最大最強の妖・逆門としての力を捨て去る決意をします。
(薄汚れちゃった大人的には、ねいどにうまく誘導されてる気もしますが…)
妖逆門をやめるか、逆門であることをやめるか。───そもそもそれが選択可能であるというのが、大妖・逆門の底力ですね。
───と、ここで気になるのが、須貝正人のその後。
彼は妖逆門優勝の暁には「元気にしてもらう」という願いを持っていましたが… きみどりは幸か不幸かその願いを知らないんですよね。
正人と合体しちゃったウタ姐さんの去就が気になります。ウタ姐さんはこのまま正人君に吸収されてしまうのでしょうか…!
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