きみどり=巨悪なカタルシス
サーバ移転も滞りなく(?)完了いたしました。検索エンジンからみると、デッドリンクが無数に出来てますけど、ホホホ。リダイレクトが旨くいきませんで(汗)
そんなデッドリンクの海を乗り越えてきていらしてくださったお客様には、感謝もひとしおでございます。
ということで、定石より1日早く落書きをまとめてアップ。
おかげで不壊さんがいない珍しいエントリーになりました。
ネタバレあります
最強の妖怪であるが故に、その決定には誰も抵抗しえない。それでいてその妖怪が幼い少女のメンタリティしかもっていない。
物語の発端であり、悩ましい諸問題の元凶でもあり、彼女の引き起こした事態は生半可なものではありません。それをごまかさず、ようやく彼女自身がそれを直視して立ち向かっていく展開は、大人の目から見てもシビアですが腑に落ちるものです。
物語中盤、人望厚い主人公・三志郎が「誤解だ、悪いヤツじゃないんだ」をきみどりをかばいうものの、妖怪たちにかるく一蹴されてしまう。───三志郎自身はあからさまな部外者であり、主人公でありながらなんら解決手段を持たないのが明らかになります。
そして幻風堂の主人は、きみどりの「妖逆門をやめたい」という一言で解体されてしまいます。
この時点でもはや視聴者は、これはきみどり自身が解決しなければならない問題なのだと、自覚せざるをえません。
48話ではきみどりが無作為に子供たちの願いを叶えた結果、何が起こったのかが明らかにされます。───巨木の葉を黒く染めたのは、必ずしも優勝者たちの欲望だけではなかったのではないか、という示唆にも受け取れます。
きみどりがよかれと思ってやったことは、アベコベの事態を生んでいたにすぎなかった。
ねいどによって事実が暴露されるシーンには、きみどり=物語のまがりなりにもヒロインでありながら、まるで巨悪が旧悪を暴露されるかのようなカタルシスに満ちています。
悪役としては鬼仮面がクローズアップされますが、それもきみどり自身がやらせていることであり、物語の真の悪役は鬼仮面ではないきみどり自身だったのかもしれません。…タイトルにもなってますしね。
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