個魔の正体(完結編)

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見慣れない子がいますが、まあ気にしない方向性で

 さて、第1話から謎の存在であった個魔。
 第46話でウタの口からとうとうその正体が開陳されましたが、アニメを見ているかぎり、どうもこれといった明確な定義はなされているようには思えず、ファンの間でもその解釈は広義におよぶようです。
 私も以前のエントリーで「個魔は付喪神」と断定してしまいましたが、やっぱり違うようです。何、そんなことはハナから知ってる?

 ウタは正人の母親の唄、ハルの場合はアキが持っているオルゴールと思しい演出があり、各ぷれい屋が思い入れのある何かから個魔が生まれるのか───といえば、不壊の場合は過去の妖逆門を回想していますから、これには当てはまりません。

 実際には不壊たちが言っていることが正解なんでしょう。
 うがった見方をすれば、個魔=ギチギチな定義ではなく、より美味しい設定を作るための設定というところでしょうか。
 正直、個魔の正体云々は、「個魔は子供が大好きでな」という言葉ですべてふきとんじゃましたけどね!

初書き記憶書きロンドン。ギターはエアー

 ここでふと思い出すのが、第1話の不壊の行動。
 三志郎と出会う前に、どうやら妖怪城に出向いて大天狗と掛け合っていたのではないかと思われます。
 個魔にすればかなりイレギュラーな行動に思えますが、第47話で「妖逆門がおかしくなった」と嘆いていたのを踏まえれば、不壊なりに昔ながらの妖逆門を取り戻そうと画策していたのではないでしょうか。
 個魔のなかでは不壊はそれなりに古参らしく思えるので、そういう行動をしてもおかしくはなさそうです。

 しかしその目的も結局、ぷれい屋を利用する形でしか実現できない、というのが、彼の歯がゆいところですね。
 物語が進むにつれて、不壊と三志郎の関係は打ち解けていったように思えます。とすれば序盤は三志郎よりも、不壊の方が一方的に三志郎の扱いに苦慮していた…のかもしれないですね。

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