6月下旬に読んだ本
といっても漫画ばっかりですが、6月下旬は購読本の発売ラッシュでした。
[ヴィンランド・サガ 6] 幸村 誠
いわずもがな鉄板。
各キャラクターを取り巻く状況が一斉に動き出し、ある種の折り返し点を実感すると同時に、トルケルとトルフィンはやっぱり親戚なんだなー、とつくづく思う巻。
キリスト教的な解釈というのは正直よく判らないんですけど、ヴィリバルドの示唆からクヌートが自身の世界観を構築していくのは、鳥肌が立つようなシークエンス。
[薬師アルジャン 1] 山下 友美
幼い頃から猛毒を与えられて育てられ、全身猛毒を帯びたバジリスクの青年アルジャンとプリムラ姫が主人公の少女漫画。
インターネットでファンの方の書評を目にしていて気になっていたので、ついうっかりヴィンサガ6と同時購入。...いやあ、ちょっと食い合わせが悪かったですね...。
脳を少女漫画モードに変換しないまま読んでしまって、「いやここはもっとしつこく陰謀の描写を」「何故ココで手足がぶっ飛ばない」とか微妙にかみあわないまま読んでしまいました。いや違うから自分、それは少女漫画じゃないから。
[イムリ 4] 三宅 乱丈
このまえ3巻が出たなー、とおもったらもう4巻が出てました。
軍事系が起こしたクーデターで一端は圧倒されたかにみえた呪師系でしたが、呪師系の逆襲で情勢が一転。
たった8名の呪師──実際はほぼガラナダ一人の力でクーデターは制圧されてしまった訳ですね。とはいえ、それもガラナダが「すべての軍事系の顔と名前を記憶している」からであって、他の呪師衆にはそうそう真似できない芸当というのが弱いところ。
クーデターはこのまま鎮圧されるのか、叔父貴の復讐に燃えるババドは逆転の切り札を手に入れられるのか。そして、ミューバ様はまた不穏なフラグを立ててます。大丈夫かなこの子。
[ソード・ワールド2.0 ルールブックII]
さて、SW2.0も順当に上級ルールブックが登場。とりあえずキープ。今はMARS一本槍なんですけど、おいおい暇をみつけてXMLキャラシートのほうも改修しますね。
吐息も素肌も猛毒であるがゆえに人と触れ合えない存在といえば、古典ラパシーニの娘が思い当たりますが、これを知ったのは確か山本弘著の暗殺者の少女を主人公にしたソードワールド短編でした。2.0はノベル展開はしないようですね。もったいない。
先日、「最近TRPGユーザーの新規参入者が少ない」「この後どうなってしまうのだ」という、まあ...いつでもどこでも見かけるテキストを読んだのですが、現実に減ってるのかもしれないと認識を改めました。ちゃんと文章が書ける人が現場にいないというのは、人口増減に大いに関係あるんじゃないかなー。
そういった90年代メンバーの撤退も含めて、最近のSNEはゼロ年代ラックスマンに見えてしようがありません。




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