国立博物館の2Fロビーにはガチャガチャがあるの心だー
先ごろ、gemちゃんと上野の国立博物館で開催されている、「対決-巨匠たちの日本美術」を見に行ってきました。
特別展「対決-巨匠たちの日本美術」 http://www.asahi.com/kokka/
タイトルから伺えるように、絵画・仏像・茶器など各方面の国内ブランドの第一人者2名の作品を交互に展示・対比させるという展示内容。
このキャッチーさは夏休みシーズンならではですが、会場内で子供の姿は見かけず。まあこの内容では子供は来ないです。
どこまで子供をターゲットにしているのか迷う展示内容ですが、お土産コーナーには山口晃の缶バッヂ入りガチャガチャ(1回200円)まで設置。しかし遊んでる人は皆無。
一人でガチャガチャをやるのも寂しいし、gemちゃんの可哀想な子目線が怖いのでスルーしましたが、あれですよ奥さん、コンプリートすればその内プレミアがつくかもしれないですよ。それぐらい売れてないですきっと。
わざわざガチャガチャにいれなくても、普通に売店で売ってればそのほうがみんな買っただろうに。このチグハグ加減が実に夏休み企画。
上野の夏といえば、ここ数年来若冲が定着。今回も若冲 vs 蕭白がセットで展示されていました。
特別展「対決-巨匠たちの日本美術」伊藤若冲×曽我蕭白 http://www.asahi.com/kokka/masterpiece/5.html
…朝日新聞め、なんというカップリングをしてくれる。でもキャラ的には受け攻めが逆のような、おやこんな時間に来客が(以下略)
若冲といえば鶏。数秒後には雄鶏が血みどろの蹴りあいをはじめそうな代表作、仙人掌群鶏図襖。間近でみてはじめて判る発見をしました。
この襖絵には、ふわふわのファニーなヒヨコちゃんたちが画面のあちらこちらにいるのですが、このヒヨコちゃんたち、よくみると、
トサカがあるじゃないですか! ヤック・デカルチャー!
まだこれからという人は詰め寄ってトサカを確認するといいですよ。ヒヨコにトサカが生えている、ただそれだけなのですが、ディズニーやサンリオに色々やられてしまっている自分を再認識するにはいい機会でした。
ただの毛玉だった無害なヒヨコちゃんに、ある日トサカが生えてきて急に恐竜めいてくる瞬間。
今はかわいいヒヨコちゃんも、いずれは飼い主さえも襲う凶悪なヴェロキラプトルいえ鶏と化す、諸行無常の理を暗示した襖絵なのかもしれません(襖の納入先はお寺)
その他、絵画は屏風や襖絵などが主なラインナップ。芦雪の書いた有名な虎の襖絵もありました。
琳派の金箔・銀箔屏風も多数あり見ごたえがありました。ただやはり、経年劣化で酸化や絵の具の剥落、色落ちがあるらしく、描かれた当時はさぞやドハデーな屏風だったろうと思われます。まあ描いた当人もまさか数百年後まで残ってるとは思わないでしょうけど…。
見ながら、昨年上野に来たバークコレクション(土偶とかフリーダムすぎる)・プライスコレクション(若冲ラブ)はいい状態の屏風たくさんもってるなあ、とあらぬ方向性から関心。
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